ハイレゾ・ノスタルジア

ハイレゾデジタルオーディオと究極のハイレゾであるアナログオーディオを考察するのだ!

OTOTEN 2018 でみなさまのNHKが誇る 8K22.2ch のデモを体験! マルチチャンネル音響再現スピーカーは「ムジーク」

有楽町の東京国際フォーラム
2018年6月16日から17日に開催された
OTOTEN 2018 に行ってきた。

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OTOTEN2018・A&Vフェスタ・オーディオフェアー

NHKはこのB1Fロビーギャラリーに8Kディスプレーを設置
このガラス棟の5F-G502室にて8Kスーパーハイビジョン
音響システムであるる22.2マルチチャンネル音響
8K22.2ch のデモを実施していた。

撮影は禁止ということで画はないが
数年前に晴海の温泉近くで開催されたOTOTENで体験した
NHK8K22.2chマルチチャンネル音響のシステムとほぼ同じ
画面ディスプレーが当時より大型の85インチとなっていた。

※22.2マルチチャンネル音響を再現するスピーカーは?

前後左右そして上下に設置されたスピーカーは
ジークエレクトロニクガイザイン社のME25
レコーディングスタジオ用ニアフィールドモニターとして
ジークは、パワードスピーカータイプが定番だが
NHKがデモ用に採用したのはパッシブ型だった。

なぜムジークを
それは、NHKがレコーディングモニターとして採用し実績があるのが
ジークの小型パワードモニタースピーカーRL906 なのだ。
22.2マルチチャンネル音響を再現するために使われたのはパッシブ型
それを駆動する業務用パワーアンプがラックにぎっしり
さらにNHK様の当たり前、「システムは2重に用意する」
そのためにゴーゴーと排風・空冷ファンの轟く会場でのデモであった。

ジークのスピーカーは
DTMDAW、レコーディングに興味のある人なら垂涎のスピーカー
楽器店へ足を運ぶ人なら何度かは見たことがあるかもしれない。
しかし、日本オーディオ協会系しか知らない人には初耳となる人も
少なくないだろう。

「ムジーク」と「坂本龍一」の2つのキーワードで検索すると
その凄さがわかるかもしれない。

manbow-audio.hatenadiary.jp

 

今回のデモ映像は小澤征爾/サイトウ・キネン・オーケストラのライブ映像他
見ていると確かに小澤征爾氏の毛量の一本一本まで細部に確認できるほどの
映像であった。

しかし、どうも映像クオリティーと音響クオリティーのズレに違和感が強くなる
まず、音自体にリアル感がないのだ
1チャンネル当たりのビットレート(情報量)が圧倒的に少ない
みなさまのNHKの人に確認したが1チャンネル当たりのビットレート
公表していないと言う

そして最大の違和感は、レイテシー(遅延だ)これは
収録からデーター化した時点で遅延が起きていたのか
現場のシステムで発生していたのは不明だが
聴感上で遅れていたことは確かで
さらに気持ち悪かったのは、レイテシーが変動するのだ。
みなさまのNHKはシステムのチェク時にタイミングは合わせていると
言ってはいたが、測定機器のチェックだけでなく
聴感上でチェックしていたのだろうか?

そして、絶対あってはならない事故もあった。
「22.2マルチチャンネル音響を再現中に音が途切れたのだ!」

あってはならない事故だけに、キチンと説明があっても良さそうなのに
みなさまのNHKは「シレー」と何事も無かったかのように
映像を流し続けるだけ
首をかしげながら出て行ったお客さんは
22.2マルチチャンネル音響は時々音が途切れるものだと理解したままだろう。

デモに関わった人たちはお利口さんたちばかりだろうが
一般客に対してコミュニケーション能力不足だ
組織として社会性と対人関係が無く、自閉症発達障害ではないか?
組織も人のように心療内科的対処を受けられる仕組みがあれば
診断してもらった方がいいかもしれない。

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ちなみに、22.2マルチチャンネル音響を収録するには
「マルチチャンネルワンポイント球形マイクロホン」を
使うらしい。

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