松下電器・テクニクスのターンテーブル・アーム・カートリッジでアナログレコードを聴く
テクニクスアナログプレーヤー SL-150MK2がやってきた~
SL-150MK2は、SL-1500MK2のアームレスモデル
箱にはMatsushitaの名がついている。
もちろんダイレクトドライブです。
グニョグニョのインシュレーター(足)は
アイシン高丘株式会社のTAOCのスパイク・インシュレーターへ
自作の鉛インゴッドアームベースに取り付けた
トーン・アームは、テクニクス TechnicsEPA-100
カートリッジはMMタイプの テクニクス Technics EPC-100CMK3
SL-150MK2の背後をとるポジションで高さを揃えて設置した。
プラッターに高さがあればプレーヤーの上に
乗せられるのだが重量バランス的にも無理をせず
独立してTAOCのスパイク・インシュレーターと
鉛プレートと真鍮製の円柱を併用して設置した。
予想外に苦労したのが、アームベースの高さを稼ぐことだった。
ぶっ太いサエクのトーンアームケーブルコネクターが
ストレートタイプだったからだ。
当の本人はトーンケーブルを購入した記憶はサエクしかないと思い込んでいたが
どうもこれは、オルトフォンのケーブルらしい
どっちにしてもそんな高級品よく買ったな~
確認してみたら
「ortofon 8N Super Pure CoPPer T.S.W (Twin Coree Separate W-Shielded)Tone Arm Cable」だった。
アームベースのコネクターもやたら突き出しているのが少し誤算だった。
まずは、音を出してみた
驚愕と感動で心が震えっぱなし
自室でアナログレコードを長らく聴けていなかったとは言え
耳はいつのまにかデジタルに毒されいた。
やれハイレゾだ、やれDSDだと言ったとこで
デジタルはデジタルだ
アナログレコード再生とデジタルファイル再生は
違う物と分かっていたつもりだったが
これほど、違うとは・・・
味覚に例えれば、アナログは有名ラーメン店の味に比較して
デジタルはそれを再現したコンビニのカップ麺だ
良く再現したなと驚くほどで
そればっかり食べていれば、それ以上の味は想像しがたいだろう
しかし、高級一流中華料理店の麺類を食べてみれば
スープの奥深さは街のラーメン店とは隔絶した美味さだ。
本物とそれを1000円以下に商品化するために濃縮(コンプレッサー)を
効かせた味と、乾燥麺・粉・液体スープ(圧縮系・データー間引)モノとは
違うのだよ
簡単に塩で例えると、アナログはブランド塩と言う食品
デジタルは、塩化ナトリウムと言う薬品ともいえる。
どこでスクラッチノイズが入るのかも覚えているほど
聞きなれたレコードもかけてみる
チャック・マンジョーネのフリューゲルホーンが
心に沁みる
すべての心の縛りが溶けてゆくようだ
バーブラ・ストライサンド 「Barbra* – Back To Broadway」
編成の大きなオケも各パートがしっかり聞こえてた。
Sade – Stronger Than Pride
音質のチェックのつもりが片面最後まで浸りきって聴いてしまった。
カルロス・サンタナのHavana Moon
ギターが泣く、泣かせるのだ
SL-150MK2の起動トルクは1.5キログラム
プレーヤーの重量としてその10倍の質量を持たせたかったので
グローヴァー・ワシントン・ジュニア「カム・モーニング」を
聴く際に鉛インゴッドで重量を増し増しにしてみたところ
ドラムのアタックの切れが良くなり
少し遅れて聞こえていた低域も時間軸上揃って聴こえるようになった。
後日、ちょうど良い重量と堅さをもった木材で設置変更
テクニクス SP-15 アルアルの異常高速回転となり
SL-150MK2登場で眠りにつくことになった。
いつしか目覚めの時を待つ
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