「なぜ音楽室には肖像画がある?」それはゼンオンの販売促進グッズだったから~
チコちゃんは「なぜ音楽室には肖像画がある?」とゲストの的場浩司さんに質問すると
的場浩司さんは「顔を見ることでその人たちの情熱を感じてもらいたい」と答えるが「チコちゃんに叱られた。」
答えは「楽器のおまけだったから~」
解説してくれるたのは、音楽室の音楽家の肖像画を最初に作った全音楽譜出版社・ZEN-ON・ゼンオンの元社員で営業を担当していた佐藤一氏
佐藤一氏が語るのは、学校の音楽室の肖像画は、音楽科の教科書も出版していたゼンオンが販売促進グッズとして音楽家の肖像画が描かれたカレンダーを楽器のオマケとして配布したのが始まりだという。
それまで ゼンオンは、出版社として楽譜だけでなく音楽科の教科書も出版していて、新規事業として楽器の販売始めるにあたって、当時の社長 島田貞二氏が出したアイデアだったと言う。
当時誰も作曲家の顔は知られてなかったので佐藤一氏の義父で画家の大貫松三(おおぬき・まつぞう氏に頼み込んでまずはベートーベンの肖像画を描いてもらった。原本となったのはヨーゼフ・カール・シュティーラーの描いたベートーベンだった。
これを喜んだ学校の先生たちはおまけカレンダーのカレンダー部分を切り取り掲示するようになった。
そして毎年肖像が増えていったと言う。
その後昭和42年作曲家の肖像画を文部省が「中学校音楽教材基準」として制定されてから「全音・世界大音楽家肖像画集」と商品化されて、全国に広まることになった。
佐藤一氏は「もし社長と義父が違う絵を選んでいたら一般に知られ手いるベートーベンの顔も違っていたかもしれない」と語った。
全音楽譜出版社
www.zen-on.co.jp/
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