ノアが取扱い開始したアナログレコードプレーヤーシステムチェック用 LPとPCソフトセット「アナログマジック・analogmagik」

ベルトドライブのベルトのヘタリ具合や
ベルトテンションの調整
サーボモーターの回転スピード調整
トーンアームベースの位置調整
トーンアームの設定チェックなど
超弩級アナログレコードプレーヤーをお使いの方向けの

テストLP&PCソフト「analogmagik」をノアが
カナダから国内輸入販売を開始した。

AnalogMagik(アナログマジック)を使う前に
針圧の正確な測定や
トーンアーム・セッティング・ツール SMARTractor(85,000円) などを使ってのセッティングや
クリア素材に目盛りをレーザー刻印されたテンプレート
「acoustical systems SMARTstylus（スマートスタイラス）セッティングツール」などで針先の角度・SRA（針先すくい角）やVTA（垂直トラッキング角）を予めチェックしてから「analogmagik」で測定して調整することをオススメする。

さらに、測定には演算力に余裕のある15万円程度のウィンドウズパソコンと
フォノイコライザアンプとそのアナログをデジタルに変換する
USBオーディオインターフェイスが必要となる。
別売オプションとして用意しているUSBオーディオインターフェイスは
アート・フォノ・プラス「USB Phono Plus」14,800円だ

超弩級アナログレコードプレーヤーを持ち AnalogMagik(アナログマジック)を購入できる人ならセッティングツールやパソコンなどをケチることはないだろうからそれなりに金を使うことも推奨している。

アナログ・セッティングツール・ソフト「analogmagik」のセット内容は
33 1/3回転用と45回転用の2枚のテストLPに
パソコンに挿してソフトのロックを解除するUSBライセンスキーだ。

測定できる項目は
ターンテーブルの回転速度はKHzで表示 33 1/3回転は3.14 KHz（3分で100回転）
ターンテーブルのワウ・フラッター値はそのまま％表示
カートリッジのアジマス（左右傾きバランス）や
カートリッジのVTA（Vertical Tracking Angle：垂直トラッキング角）は
左右の相互変調歪率が表示されることで確認
カートリッジのVTF（Vertical Tracking Force：トラッキング力・針圧）
トーンアームのアンチスケーティング力は左右の全高調波歪率で確認
フォノイコライザーのインピーダンス設定
フォノイコライザーのゲイン設定
システム全体の振動値
システム全体の共振値