ハイレゾ・ノスタルジア

ハイレゾデジタルオーディオと究極のハイレゾであるアナログオーディオを考察するのだ!

LINN・リン がDSDに対応するってよ!

リンの太客(ふときゃく)は「いっちゃんええの持ってこいや」と
LINN・リン、またはその代理店に言うだけ
NASの設定やら楽曲のダウンロードやらお世話してくれる。
客は教えられたとおりに、iPadを操作して音を出せばいい
そして、金を出せばいいのである。
リンの製品を単品で買って自分でシステムに組むような
貧乏買いする人はありがたいお客ではあるが
「良いお客(太客)」ではないのだ。

一時期、お客に納入して設定したNASを大型草食獣牛の
あの会社に採用したら動作が不安定、
購入した楽曲データーが吹っ飛ぶなど
煮え湯を飲まされた経験から未だにNASに使うことは無い
(LAN・ルーターはその大型草食獣を使っていた。)

お客はファイルやフォルダーの違いが判らなくても
ファイルの種類を知らなくても設定してもらった
好きな曲を指先一つで聴けるのだが
最近のファイルの種類の多様化とDSDライブを
配信するハイレゾストリーミングサービスなども始まり
太客がDSDへ興味を示し、また友人や雑誌のサンプルなどから
知らず知らずに入手したDSDファイルがLINN・リンで
聴けないと知ったのだろう
「いっちゃんええの持ってこいや と言ったのに聴けないとはなんぞや」
そんなクレームに対応するためか
「やろうと、準備だけはしてますのや」とDSDに対応することを
発表した。

対象機器は新DACアーキテクチャーKATALYST採用
早い話が、最近の旭化成DACチップ
「VERITA AK4497EQ」を採用した機器
「KLIMAX DS/3」と「KLIMAX DSM/2」だ

旭化成 AK4497チップのポテンシャルとしては 32bit 768kHz
DSDは最大 22.4MHz まで対応できるが
現在LINNのネットワークプレーヤーでは
PCM系の代表的ファイルを 最大192kHz 24bit までとなっている。
これにDSD対応により
最大 5.6MHz ファイル形式は DSFとDFF両方に対応するらしい。
その時期とやり方は「太客」は待ってれば代理店がやってくれるだろう
金さえ払えば完結することだ。

なぜ「新KLIMAXにAKM最上位DAC「AK4497」が搭載された?」
それは、「太客」が今後、「なんで32bit聴けないんだ」
「32bit 768kHzが聴けないとはなんでや?」と言った
注文に対応するため
ESSの最上級はアナログ系とデジタル系の電源設計が難しいなど
旭化成 AK4497がLINN・リンにとって取っつきやすかったことと思われる

なぜ今まで「LINN・リン」はDSDを無視していた?
それは誰かが「太客」に吹聴しなければ対応しなくても
済んでいただけの事
「LINN・リン」の言い分では、
生音から直接DSD録音なんてほぼ無いんだし
どうせ生音からの録音は少なくてデジタル素材音源を
ソフトシンセサイザーで鳴らして
全部DAW(コンピューター)編集するんだから
プロの標準 192kHz 24bit が再生できればいいのさ

早い話、今まで「太客」はファイル形式には無頓着だったし
DSD対応は、いろいろと面倒くさいからやらなかったということ
今は、「太客」がDSDを知ってしまったから対応するのさと言う話

「太客」のみなさんこれからは「MQA」方式っていうのも
増えるよ、そろそろNASの容量が少なくなっている人は
「MQAは使えねえのかよ?!」とリンちゃんにいえば
どうにかなると思うよ!