我々は、なんちゃってハイレゾをどう選別すればよいのでしょうか?
アナログレコードやCDにパッケージするには
パッケージされるメディアに合わせて
フィルターやコンプレッサーを使う場合や
鼻っから録音の段階でフィルターとコンプレッサーをかけて
しまう場合もある。
録音も昔はマスターテープと呼ばれる
録音テープにアナログで保管していた。
CD全盛の時代は、44.1KHz 16ビットで録音された素材もある
デジタル録音黎明期は12bitで録音して、
最新デジタルと銘打っていた商品もあったことを記憶している。
DAW(Digital Audio Workstation)全盛の今は
ハイレベルな重低音も高音もデーター化できてしまうが
それはソフトシンセサイザーの音だったり
商品化された既製のサンプリング音
歌手や演奏者の音程やタイミングは修正され
フィルターやコンプレッサーは歴代の名機の音をソフトで再現される
それらが混在された状態でハイレゾ音源として配信されているが
我々は、どれが生音で、マスターテープからデジタル化されたのか
CD並みのデーターを水増ししてハイレゾデーターとされているのか
まったく知らずに買わされている。
フィルターとコンプレッサーでCD用に録音された物を
データーを水増ししてハイレゾとして商品化して
それをユーザーに明示せず
金銭を要求する人たちは罪悪感がないのだろうか?
「なんちゃってハイレゾ」は、
「なんちゃってマーク」を作ってほしいものだ。