おはBiZ ソニーがアナログレコード生産再開へ
おはBiZ のコーナーで取り上げた
解説は NHK 関口 博之 キャスター
ソニーがアナログレコード生産29年ぶりに再開へ
昨日の6月29日に日本国内でアナログレコードの自社生産をすると発表
SME子会社のソニーDADCジャパンの静岡にあるディスク製造工場にて
レコード用のプレス機を導入、今年中には生産を再開すると言う。
国内のアナログレコードの生産数は
昭和51年 がピークで 1億9975万枚
一時産業的規模では、ほぼ0になったが
昨年は80万枚近くに復活
若者のデジタル疲れがアナログに救いを求め
往年のファンが繊細で鮮烈な音を求めて
アナログレコードは右肩上がり
右肩上がりの産業となれば
CDを普及させて潰してしまったレコード文化をシレーと生産再開
作り置きをCOPYして売りさばく人達は容易に何かを創り出そうと言う発想や
育てようとすることはできないのだろう。
甘い汁があるならそこへ向かうだけ
プレス機械だけ導入しても、高度なカッティングとプレス技術を持った人達は
もういないかもしれない。
技術を継承しておくなんて考えない人たちだだから
昔のアナログマスターテープも補強加工してからでないと
使えないし、ちゃんとしたアナログレコードをプレスするには
時間もコストもかかるはず
ほんとうに作れるのか?
デジタルに落としてた音源データーを水増しして、
DAWで手直しして、デジタルのコンプレッサー通したら
なんちゃってアナログにしかならない
アナログレコードを支持している
デジタル疲れを起している若者や繊細で鮮烈な音を求めている人を
失望させてせっかく復活しつつある火を消さないように
「なんちゃって」物だけは復活させないようにしてほしいものだ。